大阪モノレールにおける緊急事態発生時の非常用設備のご使用等について一覧へ戻る
2022年3月25日
緊急事態発生時、安全を確保するためには、お客さまのご協力が不可欠です。大阪モノレールでは、緊急事態発生時の非常用設備について、お客さまへのご理解とご関心を深めていただけるよう纏めました。お客さまにおかれましては、緊急時、ご協力をお願いいたします。
モノレール車内の非常用設備
①非常通報器 (ポスター№8『テロの未然防止』)
・万が一、車内で緊急事態が発生した際、お客さまは、迷わず車内に備え付けの非常通報器のボタンを
押してください。
・お客さまは、マイクで運転士と通話ができます。
・お客さまは、可能な限り運転士に車内の状況をお伝え願います。
【緊急事態発生時とは】車両火災、急病人が発生した時、危険物や不審物・不審者を発見した時等
【非常通報器の設置場所】車両中央部の窓枠・車いすスペース
②消火器 (ポスター№6『列車火災の対応』)
・万一、車内で火災を発見した際、お客さまは、安全な車内に移ってください。
・お客さまは、車内に備え付けの非常通報器で運転士にお知らせください。
・お客さまは、ご自身の安全を確保できる範囲で、初期消火にご協力をお願いいたします。
(各車両に消火器を備えています)
・原則として列車は、次の駅まで走行します。
【消火器の設置場所】車両の連結部付近 (各駅構内にも消火器を設置しております)
③脱出シュータ・緩降機 (ポスター№17『お客さま救出方法Vol.1』、ポスター№18『お客さま救出方法Vol.2』)
・万一、自然災害や重大事故等で列車が駅間で走行不能となり、救援列車によるお客さま救出活動が
困難な場合、列車に備えている脱出シュータや緩降機を使用いたします。
・お客さまは、脱出シュータや緩降機を利用される際、運転士の指示に従ってくださいますよう、
ご協力をお願いいたします。
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脱出シュータ | 緩降機 |
モノレール駅構内の非常用設備
①可動式ホーム柵の非常用ボタン (ポスター№28『可動式ホーム柵について』)
・緊急事態発生時に可動式ホーム柵が開かなかった場合、お客さまは、可動式ホーム柵設置の
非常用ボタンを押してください。
・お客さまは、可動式ホーム柵を手で開けて脱出してください。
【非常用ボタンの設置場所】可動式ホーム柵の乗降口付近
②列車非常停止ボタン (ポスター№19『列車非常停止ボタン』、ポスター№3『転落者を発見されたら』)
・ホームから転落された方を見たお客さまは、駅ホームに設置しております『列車非常停止ボタン』を
押してください。
・お客さまは、『非常電話』で駅係員にお知らせください。
・ホームから転落した方を見たお客さまは、駅係員が救出に向かいますので、転落された方に
その場から動かないよう、お声がけをお願いいたします。
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列車非常停止ボタン,非常電話 | 待機箇所 |
③AED(自動体外式除細動器) (ポスター№7『普通救命講習について』)
・AEDとは、「心室細動」によって心臓から血液が送り出せなくなる状態が発生した時に、
正常な状態に戻すため電気ショックを与える医療機器です。
・モノレールをご利用いただくお客さまの救命率向上を図るため、全駅にAEDを設置しています。
・救急現場に居合わせた時の救命処置の一つとして、お客さまもAEDをご使用になれます。