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若手社員雑談会

Cross talk with young employees

座談会参加メンバーの名前

「大阪モノレールってどんな会社?」「他の鉄道会社とどう違う?」「どんな人がいるの?」
数ある会社のなかから大阪モノレールを選んだ4人の若手社員に、
就職活動から現在までを振り返ってもらいました。

  •  勇佑
    技術部 車両更新課
    2019年度入社 海事科学研究科卒

    新しく搬入する車両について、設計の検討などを行っている。最近の趣味はYouTube鑑賞、アニメ鑑賞。

    笹井勇佑の写真

  • 西浦 涼
    運輸部 運転保安課
    2018年度入社 外国語学部卒

    現在は運転士としてモノレールを運転している。以前は総務課にて事務を担当。大阪モノレール沿線の大学出身。

    西浦凉の写真

  • 古林 
    人事室
    彩都(国際文化公園都市)
    建設推進協議会 出向
    2019年度入社 外国語学部卒

    2年間の採用担当を経て、現在は出向先で彩都の広報・企業誘致を行う。学生時代はアーチェリー部。

    古林百恵の写真

  • 竹内 一
    南伸事業室
    2018年度入社 システム工学部卒

    2029年開業予定の延伸区間(門真市駅~瓜生堂駅(仮称))の機械・電気設備の設計等を担当。全国を飛び回る熱狂的なオリックスファン。

    竹内一慶の写真

Question
現在どのような仕事をしていますか?
  • 笹井

    笹井の写真

    大阪モノレールでは、ここ5年で車両を7本ほど入れ替える計画を立てています。2021年度は古い車両を2本廃棄し、新しい車両を3本搬入するため、車両更新課の一員として新しい車両の設計について協議を進めたり、協力メーカーの方の作業に立ち会ったりしました。
  • 西浦

    西浦の写真

    モノレールの運転を担当しています。他の鉄道では運転士のほかに車掌が同乗して業務を分担することが多いのですが、大阪モノレールは運転士のみのワンマン運転となっています。そのため、車掌業務である扉の開閉や車内放送なども行っています。
  • 古林

    古林の写真

    私は人事室から「彩都建設推進協議会」という大阪府の外部団体に出向し、大阪モノレールの彩都西駅がある彩都エリアの広報・魅力発信、企業誘致を担当しています。鉄道とは全く異なる団体への出向というのは、大阪モノレールとしても初めてのことのようです。現在進行中の南伸事業に向けて、街づくりについての知識を蓄積していきたいと考えています。
  • 竹内

    竹内の写真

    以前は技術部に所属して大規模設備更新の設計開発を行っていましたが、2021年の春からは南伸事業室に所属しています。2029年度に開業を予定している門真市駅から瓜生堂駅(仮称)の区間について、駅や車両基地、分岐器、列車を運行管理するためのシステムなど、さまざまな機械・電気設備の設計を行っています。機械・電気設備設計の関わる範囲は多岐にわたるため、建築担当や土木担当の方々とも密に相談しながら設計を進めています。現在行っている設計が終わり、工事が本格的にスタートしたら、スケジュールの段取りも含めて施工管理も行う予定です。当社はジョブローテーションが盛んなため、その頃には別の部署に異動しているかもしれませんね。
  • 古林

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    だいたい2・3年で別の部署に異動しますよね。
  • 西浦

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    運転士の場合は、異動せず長年運転し続けているベテランの方もいますよ。
  • 竹内

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    プロフェッショナルとして極めるケースもありますね。いろんな部署を経験するというのも、メリットがありますよ。「前の部署でお世話になった〇〇さんに聞いてみよう」といったふうに、行き詰まった際に別の部署の方にも相談しやすくなりますし、何より大阪モノレールの事業を多角的に見られるようになると思います。

Question
就職活動の思い出を聞かせてください。
  • 竹内

    竹内の写真

    地元で働きたかったので、大阪にあるインフラ系の会社を探していました。そのときにモノレールを見かけて「そういえば大阪モノレールを運営している会社ってどこなんだろう?」と思って調べたのがきっかけです。子どもの頃、家族でエキスポランドに行く際に利用していて、「街中にジェットコースターが走ってるよ!」とはしゃいでいたことを思い出したのもあって、「ここに就職したいな」と思いました。
  • 古林

    古林の写真

    私は地元が東北だったので関西の会社をあまり知らず、どんな私鉄があるかもあまりわかっていない状態でした。おまけに部活と短期留学で就職活動のスタートが遅れていたのでかなり焦りました。
  • 竹内

    竹内の写真

    けっこう苦労した?
  • 古林

    古林の写真

    はい。なので大阪モノレールの面接ではしっかりと準備して臨みました。ただ、そのせいで逆に質問することがなくなり、「もう完璧だね」と早々に面接を終了させられそうになってしまって、それはそれで焦りました(笑)。
  • 一同

    西浦、笹井、古林、竹内、一同の写真

    (笑)
  • 西浦

    西浦の写真

    自分は最初メーカーを志望していたんですけど、途中で鉄道会社にシフトしました。ものづくりは好きだったのですが、実際にお客さまが商品を使用されている様子はなかなか見られません。でも、鉄道なら毎日お客さまを目にすることになるので、やりがいも感じやすいと考えました。通学で利用していて、親近感があったことも大きいかもしれません。
  • 笹井

    笹井の写真

    私も当初メーカーを検討していました。ただ、グローバル企業になると海外に工場があるし、日本国内にも拠点がたくさんあるので転勤が心配だったんです。その点、大阪モノレールは他府県への異動は基本的にないので安心でした。
  • 西浦

    西浦の写真

    たしかにそこは魅力ですね。あとは面接がなごやかだったのもよかったです。特に、人事室の方が待ち時間に雑談で緊張をほぐしてくれてありがたかったです。
  • 笹井

    笹井の写真

    私は面接ではかなり緊張してしまいました。技術や時事問題について聞かれたのですが、そういう話に疎くて少しパニックになってしまいました。緊張のせいか面接官の方の雰囲気もちょっと怖く見えてきて…(笑)。
  • 竹内

    竹内の写真

    技術部の面接は、初対面だとちょっと硬そうな印象を受けるかもしれませんね(笑)。でも、実際の職場は笑い声が聞こえてくるくらいかなりフランクな雰囲気ですよ。

Question
実際に入社してみてどうですか?
  • 笹井

    笹井の写真

    面接では堅いイメージがあった技術部ですけど、部署内に若い方が多くて仲が良いし、上司も何かと助けてくれるので楽しく働きやすい環境です。
  • 竹内

    竹内の写真

    上司部下関係なく、何でも気軽に話せるくらい仲が良いですよね。ただ、異常時にはガラッと雰囲気が変わりますね。
  • 笹井

    笹井の写真

    緊張が走ります。列車無線で運転士の方から「今〇〇編成でブレーキ故障発生しました」「車両動きません」といった連絡が入ると、みんなスピーカーの前に駆け寄ってきて「早く本線に行って添乗しに行け!」「車両の取替は必要か?」「何番線に入れて調査できる?」といった声が飛び交います。
  • 竹内

    竹内の写真

    みんな全神経を集中させ、一致団結していて、「一秒でも早くダイヤを復旧しなければいけない」という独特な雰囲気が流れますね。普段から仲が良いからこそ、緊急事態でもうまく連携をとれるのかなと思います。現在所属している南伸事業室では、大阪府から出向されている職員の方がいるのですが、仕事の仕方が自分たちと異なるので刺激になることが多いです。
  • 古林

    古林の写真

    私も出向先で府の職員の方と一緒に仕事をしているのですが、コミュニケーションによって円滑に進めていく力をもった方が多いですよね。「役所」と聞くと書面でのやりとりに重きを置くイメージがあるかもしれませんが、全く違います。こうした出向も含めて、若手のうちからいろいろと経験させてもらえるのはありがたいと思います。
  • 竹内

    竹内の写真

    若手でも大きな仕事を任せてもらえることが多いですよね。面接で「南伸事業に携わりたい」と話していたのですが、まさか4年目で配属されるとは思っていませんでした(笑)。
  • 笹井

    笹井の写真

    私も2021年度に搬入する新しい車両のうち、53編成の搬入を任されました。「『53編成は自分の車両だ』って言っていいぞ」と(笑)。車両設計にも携わりますが、他の車両とほとんど同じものをつくるのでマイナーチェンジが中心になりますが。
  • 西浦

    西浦の写真

    同じ3000系でもけっこう違いますもんね。運転士側からの意見もいろいろ取り入れてもらっています。
  • 西浦

    西浦

    そうですね。たとえば運転席の後ろのブラインドカーテンは、以前は手で引き下げて離すと自動で巻き上げられるタイプだったのですが、「途中で止めたい」という意見を受けてフリーストップカーテンを採用しました。
  • 西浦

    西浦の写真

    夜になると車内の明かりが反射して前が見えなくなってしまうので、カーテンの調整は重要なんです。メーターの位置も細かく変更していただいたりしています。
  • 笹井

    笹井の写真

    実際に運行してみるといろいろと改善点が見えてくるので、その都度修正していっています。
  • 西浦

    西浦の写真

    運転士になって意外だったのは、「運転中こんなにしゃべらないといけないんだ」ということです。車内放送でのお客さまへのご案内はもちろん、列車無線での運輸指令とのやりとりにも、順序立てて・わかりやすく・簡潔にしゃべるコミュニケーション力が求められます。総務課にいた頃は電話すら苦手だったんですけど、かなり鍛えられました。
  • 古林

    古林の写真

    事務系の部署では時差出勤や有給休暇を申請しやすくてありがたいんですけど、運転士だとそうもいきませんよね?
  • 西浦

    西浦の写真

    いや、シフト勤務なので前もって予定が決まっていれば、むしろ調整はしやすいと思います。
  • 竹内

    竹内の写真

    もし運転中、急にお腹が痛くなったら…?
  • 西浦

    西浦の写真

    そのときは列車無線で応援を呼ぶしかないですね。そういう方もたまにいます。ただ、運転中に一瞬でも集中力を欠くことは絶対にできないので、体調管理にはかなり気をつかうようになりました。好きだったコーヒーも、お腹の調子が変わるので飲まなくなりましたね。
  • 竹内

    竹内の写真

    じゃあ飲み会とかは?
  • 西浦

    西浦の写真

    次の日が休みなら。でもやっぱり気はつかいますね、特に私はお腹が弱いので。丈夫な方はそこまででもないかもしれないです。

Question
大阪モノレールの沿線地域の印象を
教えてください。
  • 古林

    古林の写真

    研修で駅員を経験したのですが、利用されているお客さまもほがらかな方ばかりで楽しかったです。レジャー路線というより、落ち着いた住宅地を走っているというのもあるかもしれません。
  • 竹内

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    あたたかい方が多いですよね。技術部にいた頃、現場で故障対応にあたったときにお待たせしたにも関わらず「ありがとう」「復旧してくれて助かりました」と声をかけていただいたことがあります。あとは、ご家族連れの子どもが「モノレールが来たよ!」と喜んでくれているのを見るとうれしいですね。この地域にお住まいでないお客さまにとっては、珍しい乗り物だと思うので。
  • 笹井

    笹井の写真

    私は西宮市出身なので、初めて乗ったときはちょっと感動しましたね。車両の連結部にドアがない車両があるのですが、その開放的な雰囲気が印象に残っています。それに、高所を走るので景色がいいですよね。
  • 竹内

    竹内の写真

    おすすめは、千里中央から少路に向かう際の景色です。これを読んでいる方にもぜひ乗ってみてほしいですね。千里中央から少路に向かう進行方向の左側に大阪市内を一望できる場所があるので。
  • 西浦

    西浦の写真

    あそこは気持ちいいですよね。長い坂を登っていって急に下りになるんですけど、視界がパノラマのようにひらけてキレイです。
  • 竹内

    竹内の写真

    運転士は毎日見られるからいいですよね(笑)。
  • 西浦

    西浦の写真

    今後は延伸を控えているので、新しい路線を運転するのが楽しみです。大型の商業施設や娯楽施設も建設される予定なので、大阪モノレール沿線の風景もこれからどんどん変化していくと思います。

Question
就職活動中のみなさんに
メッセージをお願いします。
  • 笹井

    笹井の写真

    就職活動を始めたばかりの頃、「どうせ受からないだろう」と思って積極的にエントリーしませんでした。でも、ちょっともったいなかったかもしれません。活動を進めていくうちに視野が広がって、自分のやりたいことや将来像が見えてきたので。いろんな業界、いろんな企業を見学できるのは就職活動生の特権です。幅広い企業を見てもらえたらと思います。
  • 竹内

    竹内の写真

    私も鉄道会社のみに絞って見ていましたが、最終的に大阪モノレールを選ぶとしても、もっといろいろな企業の社員の方と交流してみればよかったかもしれないなと感じます。合同説明会に参加するのはもちろん、中長期経営計画でその企業のビジョンもチェックして、自分のやりたいことと合致しているか確認してみてください。
  • 西浦

    西浦の写真

    大阪モノレールもそうですが、同じ企業でも部門によって業務内容やカラーが異なりますよね。気になる会社があれば、どんな部署があるのか、どんな仕事をしているのか深く見ていくことをおすすめします。
  • 古林

    古林の写真

    私は以前、面接前に雑談する役をやっていたんですけど、みなさんすごく緊張されているんです(私もそうでしたが…)。「少し間違えたら不合格になるかも」と思われるかもしれませんが、面接官側はむしろ「いいところを探そう」という気持ちで話しています。緊張しやすい方は、インターンシップや選考の機会を増やして、企業の方との会話に慣れることから始めると良いと思います。全力を出し切れるように自信をもってがんばってください!

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