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社員インタビュー

周辺施設とともに成功に導いた
「初めて」づくしの企画乗車券。

西鍵 悠平NISHIKAGI YUHEI
運輸部 業務課 / 2017年入社 経済学部卒
これまでの経歴
  • 運輸部運転保安課(運転士)
  • 運輸部業務課
  • 現在の仕事内容を教えてください。

    私が所属する運輸部業務課は、大阪モノレールの駅の運営を中心に、乗車券の企画・発売や需要喚起策の検討、運輸成績(旅客数・旅客収入等)の計上・分析など、営業に関わる業務全般を担う部署です。私は主に、需要喚起策の企画・実施を担当しています。その他にも運営に必要となる旅客営業規則などの制度設計、運賃収入の集計業務、他社との調整・清算業務にも携わっています。

  • どんなときにやりがいを感じますか?

    コロナ禍によって利用者数が大きく落ち込んだ2020年には、なんとか需要を回復させようとさまざまな企画乗車券を発売しました。なかでも印象に残っているのは、万博記念公園エリアの各施設と共同で取り組んだGoToトラベル対象のセット券です。大阪モノレールの往復乗車券と施設の利用料がセットになったおトクな商品で、人気商品のワンデーチケットに匹敵するほどの売上となりました。ただ、そのオペレーションでは不安がいっぱいでした。私の主な役割は、100名を超える駅係員に対してチケット取扱事項を周知・検討することだったのですが、お客さまに駅ではなくコンビニでチケットを購入していただくのも初めてなら、駅員が購入者情報をスマートフォンでチェックしてチケットと乗車券を引き換えるというのも初めて。業務フローの整理や独自のトラブルシューティングを作成して、万が一問題が起こった際にも対処できるようバックアップを行いました。結果的には、お客さまはもちろん駅係員にとっても業務負担の軽減につながり、非常に扱いやすいチケットとなりました。おかげさまで翌2021年も継続して万博記念公園さま・ニフレルさまと共同でセット券を発売することに。さらには、乗車券のデジタル化を見据えてモバイルチケットの実証実験も実施しました。各施設の方々はもちろん、社内も含めて多くの方々の協力のもとで取り組めていることには、とてもやりがいを感じています。

  • 「大阪モノレールならでは!」の魅力を
    教えてください。

    大阪モノレールは決して規模が大きい会社ではありませんが、だからこそ一人ひとりの活躍の幅が広くなります。これまでお話しした仕事のほかにも、ガンバ大阪さまのラッピングトレインの実施や、結節する各鉄道会社さまとのコラボレーションによるスタンプラリー企画なども担当しました。もともと就職活動のときに「大きな会社の駒になってしまうのは嫌だな」と感じていたので、自ら手を挙げればさまざまなことにチャレンジできるのはとてもうれしいですね。ときには壁にぶつかることもありますが、上司や先輩方のサポートのもとで成長していける環境だと思います。

  • 今後の目標を教えてください。

    大阪モノレールの社章は「L」を円で囲んだデザインになっていますが、これは「Loop(環状)」と「Link(結節)」を意味します。まだ「環」と呼ぶには短いですが、大阪中心部を取り囲む「環」のように沿線を広げていき、さまざまな路線と「結節」することで「大阪府下に新たな人の流れを生み出していこう」という想いが込められています。現在の北摂地域に加え、河内地域への延伸事業によってさらに営業エリアは拡大していきます。私は駅の営業をサポートする立場として、より多くのお客さまにご利用いただきやすい駅サービス施設を検討していきたいと考えています。

1Day Schedule1日の流れ

  • 起床
    運転士時代の習慣で、忘れ物が無いかかばんの中を指差確認。ポケットも触って確認。
  • 出社
    メールのチェックと前日の運輸成績を抽出します。
  • 朝礼
    課内でミーティングを実施し、本日の予定や進捗を相互確認。全員ですり合わせることで気づきも得られ、円滑な業務遂行に役立っています。
  • 報告
    日ごとの運輸成績を確認。社内で共有し課題を洗い出します。
  • 昼食
    会社で弁当を注文可能。リーズナブルで栄養バランスも考慮されているので、一人暮らしでも安心。
  • 打ち合わせ
    社外の方と打ち合わせ。企業とのコラボレーションの調整や、業務に必要な物品の発注も行います。
  • 稟議書類作成
    社として決定する事項は上司の承認が必要。あとから見てもわかるように資料を整えて提出します。
  • Web会議
    鉄道事業者の会合にWeb参加。各社が連帯することで投資や手間も省き、効率が良くなります。
  • 退勤
    時差出勤のため、早めに退勤します。明るいうちに帰れるのはありがたいです。
  • 夕食
    自炊を基本に、外食もしますが頻度は多くありません。週1回も行けば多い方。
  • TV鑑賞
    テレビを見ることが多いですが、最近はYouTubeも面白いですね。
  • 準備
    朝は慌ただしいので、就寝前に翌日の準備をします。頭の中も整理できて一石二鳥。
  • 就寝
    睡眠はとても大事です。時間の管理は常に意識しています。
わたしの休日

基本的にはインドア派なのですが、体力が肝心なので、週に1度は水泳をして運動不足を解消。気分転換にもなっています。

メッセージMessage

一人ひとりの比重が大きい大阪モノレールでは、お客さまをはじめさまざまな人と関わる機会が多く、鉄道関連の知識はもちろん、コミュニケーション能力も含めた多様な能力が求められます。でも心配はありません。入社後に周囲のサポートのもと、どんどん成長していける環境だと思います。変化の激しい時代にあっても、お客さまにご利用いただけるモノレールであるために、前例にとらわれずさまざまなことに積極的に取り組んでいってもらえたらと思います。

政延美穂の写真

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