大阪モノレールにおける緊急事態発生時の非常用設備のご使用等について
お知らせ
大阪モノレールにおける緊急事態発生時の非常用設備のご使用等について
緊急事態発生時、安全を確保するためには、お客さまのご協力が不可欠です。
大阪モノレールでは、緊急事態発生時の非常用設備について、お客さまへのご理解とご関心を深めていただけるよう纏めました。お客さまにおかれましては、緊急時、ご協力をお願いいたします。
モノレール車内の非常用設備 |
①非常通話装置
・万が一、車内で緊急事態が発生した際、お客さまは、迷わず車内に備え付けの非常通報器のボタンを押してください。
・お客さまは、マイクで運転士と通話ができます。
・お客さまは、可能な限り運転士に車内の状況をお伝え願います。
【緊急事態発生時とは】
・車両火災、急病人が発生した時、危険物や不審物・不審者を発見した時等
【非常通報器の設置場所】車両中央部の窓枠・車いすスペース
②消火器
・万一、車内で火災を発見した際、お客さまは、安全な車内に移ってください。
・お客さまは、車内に備え付けの非常通報器で運転士にお知らせください。
・お客さまは、ご自身の安全を確保できる範囲で、初期消火にご協力をお願いいたします。(各車両に消火器を備えています)
・原則として列車は、次の駅まで走行します。
【消火器の設置場所】車両の連結部付近 (各駅構内にも消火器を設置しております)
③脱出シュータ・緩降機
・万一、自然災害や重大事故等で列車が駅間で走行不能となり、救援列車によるお客さま救出活動が困難な場合、列車に備えている脱出シュータや緩降機を使用いたします。
・お客さまは、脱出シュータや緩降機を利用される際、運転士の指示に従ってくださいますよう、ご協力をお願いいたします。
脱出シューター | 緩降機 |
モノレール駅構内の非常用設備 |
①可動式ホーム柵の非常開ボタン
・緊急事態発生時に可動式ホーム柵が開かなかった場合、お客さまは、可動式ホーム柵設置の非常開ボタンを押してください。
・お客さまは、可動式ホーム柵を手で開けて脱出してください。
【非常開ボタンの設置場所】可動式ホーム柵の乗降口付近
②列車非常停止ボタン
・ホームから転落された方を見たお客さまは、駅ホームに設置しております『列車非常停止ボタン』を押してください。
・お客さまは、『非常電話』で駅係員にお知らせください。
・ホームから転落した方を見たお客さまは、駅係員が救出に向かいますので、転落された方にその場から動かないよう、お声がけをお願いいたします。
列車非常停止ボタン、非常電話 | 待避場所 |
③AED(自動体外式除細動器)
・AEDとは、「心室細動」によって心臓から血液が送り出せなくなる状態が発生した時に、正常な状態に戻すため電気ショックを与える医療機器です。
・モノレールをご利用いただくお客さまの救命率向上を図るため、全駅にAEDを設置しています。
・救急現場に居合わせた時の救命処置の一つとして、お客さまもAEDをご使用になれます。